[転職ブギウギ]
転職でウキウキ♪軍事
2008-01-30
「軍事」は政治の一部というのが世界の常識だ。ところが日本では軍事について語ることがなかばタブー視されており、学問の世界でも学べる場はほとんどない。現在、首都大学東京の市民講座「オープン・ユニバーシティー」で「NHKドラマ『坂の上の雲』を彩る将帥」が週1回開かれている。同大学の市民講座には軍事に関する講座が意外に多いのだ。事務局担当者は「アカデミックに学ぶのにタブーはない。他大学の公開講座にはない特色を出すこともできる」と話す。
今回の講座は、来年からNHKでドラマ化もされる司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」で描かれている日露戦争を戦った指揮官の実像を検証するという趣旨。小説では乃木希典・陸軍大将を「無能」としているが、戦史研究者の間では実像とは違うという指摘も多い。
小説では乃木大将について、旅順要塞を攻める際、何度も失敗しているにもかかわらず無謀な白兵銃剣突撃を繰り返し、多くの犠牲を強いた。側面の203高地を早くから攻撃していれば犠牲者も少なくてすんだ-としている。
これに対してこの講座で講師も務める杉之尾宜生・元防衛大教授(戦史)は「小説なので史実に忠実である必要はないが、影響力は大きい。そして乃木愚将論は戦前の陸軍が源流」と話す。
では事実はどうだったのか。まず「当時の日本陸軍に要塞攻撃についての知識がなかった」(原剛・防衛研究所客員研究員)という前提がある。とすれば誰が指揮官になっても同じような結果になった可能性がある。
そのうえで、「要塞を正面攻撃せよという命令が上級司令部の満州軍総司令部から出されていたので、203高地を主攻目標にしなかったのは責められない」(杉之尾氏)
つまり乃木大将は"中間管理職"で、独断で作戦を立てられる立場ではなかったというのだ。さらに原氏は203高地を訪れて戦術を検証してみたという。以下次回に。
ZAKZAK 2008/01/29
まぁ必要ですしね
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